協和キリン ATL治療薬ポテリジオの適応追加申請一部取り下げ
公開日時 2014/02/12 03:51
協和発酵キリンは2月10日、再発又は難治性のCCR4陽性の成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)治療薬ポテリジオ点滴静注20mg(一般名:モガムリズマブ)の適応追加承認申請で、その一部である初発未治療のCCR4陽性ATLの適応について一旦取り下げたと発表した。当局との協議から不足情報があると判断したためで、情報が整い次第、同社はこの適応症で再申請を行う予定にしている。
同薬は2012年5月に国内発売され、13年7月に適応追加の申請が行われた。今回取り下げた初発未治療CCR4陽性ATLを除く再発または難治性のCCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)および皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)については申請中となっている。その他、再発または難治性のCTCLを対象とした国内フェーズ3試験が行われている。