抗ヒスタミン薬 小児科で第一世代薬の処方シェア高く
公開日時 2014/01/31 00:00
耳鼻科、皮膚科第二世代の新薬レボセチリジンが急速に浸透今年も花粉症のシーズンがやってきた。厚生労働省によると、国内人口の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患を有し、最多は人口の40%以上が罹患していると推定されるアレルギー性鼻炎(花粉症含む)である。従来から花粉症では抗ヒスタミン薬の内服が治療の中心。そこで過去数年間の花粉症シーズンにおける抗ヒスタミン薬の処方動向を振り返っておきたい。なお、花粉症シーズンは各年2~4月と定義する。医療情報総合研究所(JMIRI)の処方情報データベースによると、直近の2013年シーズンの処方せん枚数ベースのシェアでは、トップからフェキソフェナジン16%、オロパタジン11%、エピナスチン9%、クロルフェニラミン9%、レボセチリジン8%――と続く(図1)。ちなみに...