キッセイ 国内開発中の新規痛風・高尿酸血症治療薬を米ファイザーに海外導出
公開日時 2014/01/15 03:50
キッセイ薬品はこのほど、同社が創製した痛風・高尿酸血症治療薬(開発コード:「KUX-1151」)の日本を除く全世界の独占的開発、販売権を米ファイザー社に許諾する契約を締結したと発表した。創製品の国際展開戦略の一環。
同剤ついては、尿酸生成に働くキサンチンオキシダーゼと、尿酸の再吸収を担う尿酸トランスポーター(URAT1)を共に阻害し血清尿酸値を低下させる、新しい作用の治療薬として、同社は期待している。日本ではフェーズ1段階。今後、海外では米ファイザー社が治験を行うことになる。
この契約で、キッセイはファイザー社から契約一時金、開発段階に応じたマイルストン及び製品販売に伴うロイヤルティーの支払いを受けることになる。