日本化薬 関節リウマチ薬レミケードのバイオシミラーを承認申請
公開日時 2013/09/13 03:50
日本化薬は9月11日、生物学的製剤で関節リウマチ治療薬のバイオシミラーとしてインフリキシマブ製剤(開発コード:「CT-P13」)の承認申請を行ったと発表した。申請適応は、関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎。順調に審査が進めば14年度中の承認が見込まれる。
先行品は田辺三菱製薬のレミケード点滴静注用で、12年度国内売上735億円に上る大型製品。日本化薬はこのバイオシミラーについて、10年に締結した韓国のセルトリオン社と日本でのライセンス契約に基づいて共同開発してきた。製造はセルトリオンが行う。なお、セルトリオン社とは抗がん剤トラスツズマブ(先行品:ハーセプチン注射用、中外製薬)も開発することになっており、現在、開発準備中という。