ミクス13年MR数調査 中途採用控えが加速 市場構造の変化影響か? 最多はテバの66人
公開日時 2013/06/04 05:03
ミクス編集部は、13年MR数調査の中で、製薬各社の12年度中の中途採用状況を調査した。44社から回答を得た。過去4年で最低数だった11年の625人を下回り、今回は489人と、中途採用控える傾向が進んだ。これまでランキングに名を連ねてきたメガファーマは姿を消し、ジェネリック(GE)メーカーやアンメット・メディカルニーズのある専門性の高い新薬の創出に取り組む企業が名を連ねた。新製品が、ブロックバスターが期待されるプライマリケア領域から、専門性の高いオンコロジーや希少疾患などにシフトしたほか、今後さらなるGEの浸透が見込まれるなど、市場構造の変化による影響を受けた結果と言えそうだ。
15位までを見ると、最多は66人のテバ製薬で、ほか沢井製薬(29人)、興和ジェネリック(18人)、日医工(13人)、ザイダスファーマ(12人)、富士製薬工業(10人)とGEメーカーが目立つ。新薬メーカーでは、グラクソ・スミスクライン(26人)、アレクシオンファーマ(16人)、ノーベルファーマ(10人)など、アンメット・メディカル領域の新薬創出に取り組む企業が上位にランクした。
上位3社は次のとおり。
テバ製薬(66人)
日本イーライリリー(59人)
アボット・ジャパン(57人)
調査結果の詳細は6月1日発売のMONTHLYミクス6月号、Promotionに掲載した。
こちら