一般名処方 応需経験のある薬局96.5% 沢井製薬調べ
公開日時 2012/09/14 04:00
沢井製薬は9月13日、12年度診療(調剤)報酬改定で強化されたジェネリック(GE)使用促進策に伴う影響について、医師300人、薬剤師200人、患者400人を調査し、その結果概要を発表した。それによると、12年4月以降に「一般名」で処方を行ったことがある医師は51.7%で、開業医では72.0%だった。一般名のある処方せんを応需した経験のある保険薬局は96.5%に上った。
GEへの変更を「不可」にした処方せんが「全くない」(変更可能)と答えた医師は、12年3月以前では42.3%だったが、12年4月以降に発行した分では62.0%と、20ポイント近い伸びとなった。GE変更可能な処方せんを応需した際、「GEを全く調剤しなかった」薬剤師は12年3月以前の応需分では8.4%だったが、12年4月以降では2.0%まで減った。
12年4月以降にGEを初めて使用・服用した患者さんは8.1%だった。
調査は7月、インターネット(楽天リサーチ)で行ったもの。