科研製薬・11年度決算 アルツなど主力品好調で増収増益に
公開日時 2012/05/15 04:00
科研製薬は5月14日に2012年3月期(11年度)決算を発表した。主力品の関節機能改善剤「アルツ」や、癒着防止吸収性バリア「セプラフィルム」、後発品が売上を伸ばし、増収増益となった。12年度はアルツ、セプラフィルムの伸長に後発品も寄与して、増収を見込む。利益面でも、売上増の影響ほか、販管費の効率的な使用により、増益となる見通し。
【連結業績(前年同期比)12年度通期予想(前年同期比)】
売上高879億9700万円(1.8%増)889億円(1.0%増)
営業利益151億8000万円(7.1%増)154億円(1.4%増)
経常利益148億300万円(7.9%増)149億円(0.7%増)
純利益82億8200万円(0.8%増)93億円(12.3%増)
【11年度国内売上高(10年度実績)12年度通期予想、億円】
アルツ318(308)323
セプラフィルム99(95)108
アドフィード等74(79)69
プロサイリン54(58)51
リピディル41(41)42
フィブラストスプレー39(39)41
エブランチル21(20)22
ジェネリック医薬品85(78)95