医療関係者へのインフルエンザ予防接種
公開日時 2012/02/06 04:00
連邦政府は2013年からメディケア及びメディケイドの患者を受け入れている全米の医療機関すべてに対し、毎年、当該医療機関に働く職員のインフルエンザ予防接種率を届け出ることを義務づける方針だ。(医療ジャーナルリスト西村由美子)現在のところ医療機関に所属する職員のインフルエンザ予防接種率の届け出を義務づけているのは、全米で唯一カリフォルニア州だけである。またカリフォルニア州では、2006年から医療機関は全職員に無料でインフルエンザ予防接種を実施するよう法的に義務づけられてもいる(但し予防接種を受けるか否かは職員の判断で自由)。ところが、このような措置にも関わらず、カリフォルニア州の医療機関に働く職員のインフルエンザ予防接種率は決して高いとはいえないのである。州内の医療機関全部の接種率の平均は64....