UCB 大塚との関節リウマチ薬セルトリズマブ ペゴルの共同開発契約終了
公開日時 2012/01/16 04:00
ベルギーのUCBと大塚製薬は1月13日、関節リウマチ薬セルトリズマブ ペゴルの共同開発契約終了し、今後はUCBが開発を進めると発表した。発表によると、セルトリズマブ ペゴルは抗TNF-α抗体で、臨床試験ではプラセボと比較し、有意に関節破壊の進展抑制、身体機能の改善が見られたという結果が得られている。UCBは12年第1四半期(1月~3月)中に国内承認申請するという。
両社の免疫・炎症領域での提携関係の終了に伴うもので、共同開発・販促契約を終了するもの。これにより大塚は、重点領域の中枢、がんといった領域に資源を集中させる。UCBとは、コ・プロしている抗てんかん薬イーケプラ、11年12月にパーキンソン病などの治療薬として国内申請したロチゴチンを通じ、今後も国内での取り組みを続ける。
訂正(16日10時25分)
下線部について正しい一般名はロチゴチンです。訂正しました。