富士製薬/持田製薬 バイオシミラーG-CSF製剤を日本で承認申請
公開日時 2011/12/27 04:01
富士製薬は12月26日、持田製薬と共同開発を進めてきた遺伝子組み換えヒト顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)製剤(開発コード:FSK0808)の承認申請をそれぞれ日本で行ったと発表した。承認されれば、日本初のG-CSF製剤のバイオシミラーとなる。
G-CSF製剤は、がん化学療法による好中球減少症の治療などに用いる。先行医薬品との同等性/同質性に関わる臨床試験が終了したことを受けて26日付で申請に至った。製造は富士製薬が行い、製造販売承認取得後の販売は、富士製薬と持田製薬がそれぞれ実施(2ブランド2チャネル)する予定という。