塩野義 新研究棟を竣工 創薬研究機能を集約 8月中旬に稼働予定
公開日時 2011/08/08 04:01
塩野義製薬は、大阪府豊中市に創薬研究の新しい中核施設となる新研究棟を完成させたと発表した。8月中旬にも稼働予定。
大阪府と滋賀県の4か所に分散している国内の創薬研究機能を、新棟と既存の3棟から構成される医薬研究センター(Shionogi Pharmaceutical Research Center、略称:「SPRC(スパーク)」)に集めた。組織間の連携をより強化し、「世界トップクラスの研究生産性の実現を目指す」としている。
地上5階建、延床面積約4万4000m2と、既存棟延床面積3棟合計の2倍近くの広さ。総工費は当初予定より約49億円多い約189億円。