2010年度日本市場 MR1人当たり生産性 トップは武田薬品 本誌調査
公開日時 2011/06/29 04:01
ミクス編集部が2010年度のMR1人当たり生産性を調べたところ、トップは前年度に引き続き武田薬品となった。武田薬品はMRを前年度比で100人増員したが、それでも1人当たり生産性は前年度と同水準の2億8900万円だった。詳しい記事とデータはMonthlyミクス7月号(7月1日発売)に掲載する。
同調査は、10年度の国内医療用医薬品売上高を10年4月現在のMR数(原則、新卒MR含む)で割って算出したもの。MR1人当たり生産性が2億円以上だった企業は武田薬品、大洋薬品、ヤクルト本社、アステラス製薬、エーザイ、沢井製薬――の6社。このうち大洋薬品は算定のベースとなる売上高の約3割が受託製造のため、この分を差し引いた1人当たり生産性は1億6000万台になる。
【10年度 MR1人当たり生産性が2億円以上だった企業】 |
企業名 |
MR数 |
1人当たり生産性 |
(参考)09年度の
1人当たり生産性
|
武田薬品 |
2000 |
2億8900万円 |
2億8900万円 |
大洋薬品 |
217 |
2億3700万円 |
2億3800万円 |
ヤクルト本社 |
177 |
2億2000万円 |
- |
アステラス製薬 |
2400 |
2億1900万円 |
2億1200万円 |
エーザイ |
1470 |
2億1200万円 |
1億9600万円 |
沢井製薬 |
291 |
2億600万円 |
1億8400万円 |