2011年MR数アンケート調査 トップはファイザー 内資は維持 外資は増員、
公開日時 2011/05/31 04:01
本誌が行った2011年MR数アンケート調査によると、最もMR数の多い企業は、大型買収に伴い日本法人の統合を行ったファイザーの3068人でトップ、次いでMSDの2416人となった。内資ではアステラス製薬の2400人がトップ、次いで第一三共の2372人、武田薬品の2000人と続いた。調査はミクス編集部が製薬企業76社から回答を得たもの。
前年に比べてMR数を100人以上増員した企業をみると、ファイザー、MSD以外に、日本イーライリリー、グラクソ・スミスクライン、アストラゼネカなど外資系企業に多くみられる。各社とも新薬の上市や効能追加などが相次ぎ、MR数の増員に踏み切った。
4月採用者数については、トップがアストラゼネカの184人。次いで武田薬品の120人、大塚製薬の108人。中途採用は、グラクソ・スミスクラインの169人がトップ。次いで帝人ファーマの90人、MSDの86人となった。
今後のMR数の増減については、増員との回答が全体の32%、現状維持が29%、未定が39%となり、減員すると回答した企業は無かった。
◎後発品メーカートップは東和薬品
後発品メーカーのMR数は、東和薬品が506人でトップ。次いで沢井製薬392人、日医工266人、大洋薬品201人と続く。今後の増減については、78%の企業が増員と回答、現状維持と未定はともに11%だった。
本調査結果および分析レポートは、明日発売のMonthlyミクス6月号に掲載しております。