MSD 深在性真菌症治療薬カスポファンギンを国内承認申請
公開日時 2011/03/10 04:00
MSDは3月9日、深在性真菌症の治療薬としてカスポファンギン酢酸塩 (=一般名、海外名:CANCIDAS)を日本で承認申請したと発表した。深在性真菌症は主に免疫が低下した患者で発症し、重症化しやすいが、骨髄・臓器移植、がん化学療法の普及、HIV、高齢者の増加などでリスクが高まっている。
海外では00年12月にメキシコで承認、01年1月には米国で発売されており、既に80カ国以上で販売されているという。10年の世界売上高は、前年対比ほぼ横ばいの6億1100万ドル。