ノーベルファーマ ルナベル配合錠で機能性月経困難症の追加効能取得
公開日時 2010/12/22 04:00
ノーベルファーマは12月21日、ノルエチステロン・エチニルエストラジオール配合製剤「ルナベル配合錠」について、機能性月経困難症の追加効能の承認を同日付で取得したと発表した。日常生活に支障をきたすほどの月経痛(=月経困難症)のうち、子宮内膜症などの原因疾患を伴わないケースを機能性月経困難症と呼称する。医療機関受診者の47%に機能性月経困難症が認められているものの、鎮痛薬服用にもかかわらず日常生活に支障をきたしている女性がいるという。同社は今回の追加効能の承認を受けて、「月経痛に悩むより多くの女性の症状の緩和に寄与し、女性のQOLの向上に貢献するものと考えている」とコメントした。
ルナベル配合錠はこれまで、子宮内膜症に伴う月経困難症の治療薬として使用されていた。日本新薬と富士製薬が、1物1名称だが、共同販売(コ・マーケティング)している。