東京女子医大 教育・学習支援プログラムが「日本e-Learning大賞」文科大臣賞受賞
公開日時 2010/08/19 04:00
東京女子医大女性医師再教育センターは8月12日、同センターで行っている教育・学習支援プログラムが「第7回日本e-Learning大賞」の文部科学大臣賞を受賞したと発表した。受賞理由について同センターは、「再教育・復職プロジェクト」とe-learningのリアルとバーチャルの相互作用効果が認められたことが大きく影響したとしている。
同プログラムは、結婚や出産などで一時的に職場を離れた女性医師を対象に、職場復帰を支援する内容となっている。グラクソ・スミスクラインと共同で開発・運営している。
7月現在で44講義を公開しており、登録者数は2700人。年齢、出身大学、所属、地域を問わず、すべて無料で視聴できる。講義は、キャリア、臨床基本、臨床実践―の3カテゴリーに分かれ、ニーズに合わせた講義を受講できる。これまで実地研修への参加を希望しながらも、病院での再研修が困難だった女性医師が、自宅で空き時間を利用して最新の医療情報を入手したり、新たな情報・知識を取得した上で、実地研修に望むことを可能にした。