万有製薬とシェリング・プラウ トニー・アルバレズ氏が社長就任へ
公開日時 2010/06/24 04:01
万有製薬とシェリング・プラウは6月23日、トニー・アルバレズ氏が8月1日付けで両社の代表取締役社長に就任する予定とのトップ人事を発表した。
現シェリング・プラウ代表取締役ゼネラルマネジャーのアルバレズ氏は2005年に営業担当副社長として同社入社後、ゼチーア、テモダール、ナゾネックスなど新薬の発売や、08年の日本オルガノンとの経営統合などを手掛けてきた。同氏は過去の経歴を含め、ラテンアメリカやアジア太平洋地域で28年間に及ぶ経験があり、特に営業戦略やマーケティング分野で実績をあげている。すでにアルバレズ氏は、今年後半に予定する両社の経営統合に先駆け、コマーシャル部門の統括責任者を務めていたところだ。
今回のトップ人事に伴い、現代表取締役社長のマーク・ティムニー氏は親会社のMerck & Co.,Inc.,Whitehouse Station ,N.J.,U.S.Aの米国医薬品事業部の統括責任者に就任する。