タブレットＰＣ活用で医師・薬剤師との距離感を大幅短縮医薬品の価値が求められる時代にＭＲ活動はどう変わるべきか。訪問医療機関のアポイント制導入など、医師や薬剤師との面談時間に制約を受ける中で、製薬企業側もメールやインターネットなどクロスメディアを活用した次世代ＭＲの情報武装が始まった。提供する情報も量から質へ、マスからパーソナルに変化しつつある。顧客のニーズをいち早くキャッチし、より迅速に情報提供するには高機能の情報提供ツールがいまや不可欠だ。本特集では動画などの次世代機能を搭載したタブレットＰＣの活用による新たなマーケティングモデルを取材した。（沼田佳之）田辺三菱製薬グループで血漿分画製剤の製造販売を手掛けるベネシスは、4月から全ＭＲ200人にタブレットＰＣを携帯させた。「B-MAP」と呼ば...