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興和と日東電工 認知症薬ドネペジル・テープ剤を共同開発へ

公開日時 2010/04/20 04:02

興和は4月19日、アルツハイマー型認知症治療薬ドネペジル塩酸塩を用いた経皮吸収型テープ剤について日東電工と共同開発契約を締結したと発表した。日東電工が保有するテープ製剤化技術を用いるもので、10年中に開発に着手し、17年度の国内承認申請を目指す。

ドネペジル塩酸塩は、エーザイがアリセプトの製品名で販売している。日東電工は09年2月、アリセプトの経皮吸収型テープ製剤についてエーザイとの共同開発契約を解消し、製薬会社のパートナーを探していたという。興和は、「慢性疾患や高齢者領域でのニーズを反映した改良製剤の事業化」を進めているといい、両社の思惑が一致し、今回の契約締結となった。金銭授受など契約内容について開示していない。

一方、エーザイは09年2月に、貼付剤に強い帝國製薬とアリセプト貼付剤についてライセンス契約。米国では帝國の現地法人が開発し、エーザイが独占販売、日本を除く他の地域ではエーザイが独占開発・販売権を持ち、日本では「研究開発・販売にかかる独占的ライセンス契約の選択権」を確保していた。なお、エーザイによると、日本でのアリセプトの物質特許は11年6月。

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