米国研究製薬工業協会(PhRMA)は4月7日、6月に退任が決定しているビリー・トーザン理事長の後任には、正式の後任者でなく、暫定的な責任者として、アストラゼネカ(AZ)のChip Davis対外関係担当副社長が就任すると発表した。
Davis氏は、AZを休職の形をとり4月12日からPhRMAに常勤として勤務する。現在、PhRMAの会長兼CEOは、AZのデビッド・ブレナン氏が務めているが、同氏の任期は今年3月末まで。
Davis氏は、AZではPhRMAに対する公式な窓口役を務めていたため、トーザン理事長は、「Davis氏ほど、(私から後任者への)業務移行期に相応しい人物はいない」と歓迎している。