薬食審・第1部会 プラビックスとシロドシンが通過
公開日時 2005/11/24 23:00
厚生労働省の薬事・食品衛生第1部会は11月24日、サノフィ・アベンティスグ
ループの抗血小板薬「プラビックス」(硫酸クロピドグレル)やキッセイ薬品
の排尿障害改善薬「ユリーフカプセル」(シロドシン)など全品目の承認を了
承した。薬事分科会を経て正式承認される。
シェリング・プラウのC型慢性肝炎治療薬「ペグイントロン」の抗ウイルス薬
リバビリンとの併用療法は、優先審査によりウイルス量にかかわらず幅広い患
者への使用が可能になった。
新有効成分のセローノ・ジャパンの男性不妊症治療薬「ゴナール-f75皮下注、
同f 150皮下注」(ホリトロピンアルファ遺伝子組換え) で、胎盤性性腺刺激
ホルモン「プロファシー注5000」(同部会で適応拡大を承認)と併用し、無精
子症患者の精子生成を促す。
リードケミカルの消炎鎮痛剤ロキソニン貼付剤「ロキソニンパップ」は変形性
関節症などの適応症で承認。ロキソニン錠とボルタレン錠は歯痛の適応拡大が
認められた。