薬食審・第一部会 大塚製薬の統合失調症薬「エビリファイ」を承認
公開日時 2005/10/13 23:00
厚生労働省の薬食審医薬品第一部会は10月13日、大塚製薬の統合失調症治療薬
「エビリファイ」(一般名・アリピプラゾール)の承認を認めた。12月開催予
定の薬事分科会を経て正式承認となる。早ければ年内にも薬価収載され、販売
可能となる見通しだ。再審査期間は6年。
このほか、グラクソ・スミスクラインの抗うつ薬「パキシル」が強迫性障害の
適応拡大を認められたほか、東亜薬品の「マグセット注」は切迫早産での子宮
収縮抑制の適応症で承認を受けた。硫酸マグネシウム含有製剤「マグネゾール」
と同一処方で、医療現場ではこれまで適応外使用されているという。