感染研 インフルエンザ流行5、6週ピークか
公開日時 2004/02/22 23:00
国立感染症研究所が2月20日にまとめた感染症週報・第6週(2月2~9日)
によると、インフルエンザの定点当たり患者報告数は30.69(前週32.43)で、
今シーズンに入って初めてやや減少傾向を示した。同研究所は、「ほとんどの
都道府県で第5~6週にかけて流行のピークを迎えている」としている。ただ、
流行した03年はピークの第4週に38.52を記録しながら第6週には29.03、00年
は第5週に36.15でピークだったが第6週には24.63で、「第6週」の数字とし
ては今回は、過去5シーズンと比べて最も高い。
都道府県別にみると、長野(47.83)、岡山(47.43)、秋田(47.20)などで
高い数値を示す。「30.00」を超すのは、前週の25都道府県から27都道府県に
増えたが、前週4県(宮城、長野、鳥取、徳島)あった「50.00」超が、この
週はなくなった。