ノボノルディスク、吸入型インスリンの開発中止で大幅な業務縮小 ほか
公開日時 2008/02/29 00:00
ノボノルディスク、吸入型インスリンの開発中止で大幅な業務縮小ノボノルディスクは、フェーズ3段階にあった吸入型インスリン製剤アエロックス(AERx)の開発を中止した。同製品は、2010年か11年に上市の予定であった。開発中止により、米国カリフォルニアのヘイワードにある施設の相当数の従業員を解雇する。そのために、07年の決算に13億DKK(デンマーククローネ、2億6000万ドル)の損金を計上した。アエロックスには、ペン型インスリン注射剤によってもたらされたような臨床上の利点や使い勝手の良さがないことが分かったという。ノボは、ヘイワードの施設で350人の従業員を雇用していたが、50人の研究員は引き続きそこで働き続けることになる。液体吸入システムを開発したAradigm社と共同でこれに絞り込んだ研究...