2010/12/21
ファクターXa阻害薬のアピキサバンは低分子ヘパリン製剤・エノキサパリンに比べ、関節置換術による静脈血栓塞栓症(VTE)の予防効果が高く、出血リスクを増加させない。オクラホマ大学ヘルスサイエンス・センターのGary E. Raskob氏が、アピキサバンの大規模臨床試験ADVANCE-2、ADVANCE-3のpooled analysisをもとに12月6日、第52回米国血液学会のオーラル・セッション「Antithrombotic Therapy: Changing Practice Through Clinical Trials - Antithrombotics and Reversing Agents」で報告した。