【MixOnline】記事一覧2
流改懇開催、新薬創出加算元年は流通改善停滞し卸一人負け

流改懇開催、新薬創出加算元年は流通改善停滞し卸一人負け

2011/08/30
新薬創出加算元年、卸決算は08年の薬価改定年度に続き最悪決算を更新したが、今年6月30日には1年ぶりに流改懇(医療用医薬品流通改善に関する懇談会)が開催された。
卸の個別機能、コストと重要度 日本独自のMS機能 対 コントラクトMR

卸の個別機能、コストと重要度 日本独自のMS機能 対 コントラクトMR

2011/07/28
ここ1年、メーカー流通関係者は活発に情報を交流、卸機能論をクローズアップした。刺激材料は豊富にあった。08年薬価改定時の利益喪失に続き、10年の薬価改定で導入された新薬創出加算制度の試行、その最中の再度の利益喪失と赤字突入寸前の状況。
新薬創出加算元年は卸決算最悪に 医薬品卸事業は大手2社赤字

新薬創出加算元年は卸決算最悪に 医薬品卸事業は大手2社赤字

2011/06/29
新薬創出元年の卸決算は、一昨年の薬価改定時の史上最悪決算を下回った。シェア争いによる価格低下の結果であり、メーカーの新薬創出加算獲得戦略も響いた。薬価改定の隔回ごとの4年に1回、利益喪失を繰り返すとのジンクスは破られ、薬価改定の都度利益を喪失する構造になった。
メディパルHD 逆風に攻めの中期ビジョン・コアはALC

メディパルHD 逆風に攻めの中期ビジョン・コアはALC

2011/03/30
メディパルHDはこの2月、中期ビジョンを発表した。従来の中期計画を、ビジョンとしたのは、数字を脱して目指すものをクリアにするためだ。業界は大きな変革点にさしかかった。新薬創出加算は卸の利益構造を揺るがしたとし、その構造的変化への対応策確立が急務とする。
東邦HD、伊藤忠と連携し中国3位卸・九州通と合弁会社新設

東邦HD、伊藤忠と連携し中国3位卸・九州通と合弁会社新設

2011/02/27
急成長の中国医薬品市場は、世界の卸も注目する。昨年11月、米国2位卸のカーディナル・ヘルスは中国外資系卸で10位前後にあるズーリグを買収した。08年に欧州トップ卸のアライアンス・ブーツは5位卸・広州医薬の株50%を取得、欧米の2大卸は中国市場へ上陸を果たした。
日本型卸ビジネスモデルをアジアに普及 卸連・別所会長、「攻撃は最大の防御」

日本型卸ビジネスモデルをアジアに普及 卸連・別所会長、「攻撃は最大の防御」

2011/01/30
卸連は国際委員会で昨年来検討してきた掲題報告書を、昨年12月に記者会見で公表した。すでに9月に韓国で開催された国際医薬品卸連盟(IFPW)総会や、欧米メーカー日本支社の団体(PhRMA・EFPA)トップには英語版で発表されていたものだ。
2010~’11 医薬品流通 7大潮流  <番外編速報>欧州 3大潮流

2010~’11 医薬品流通 7大潮流  <番外編速報>欧州 3大潮流

2010/12/28
2010年の医薬品流通は新薬創出加算であけ、その価格決着は年を越す。2年前倒しの試行的導入だが、加算獲得では外資メーカーが突出、日本メーカーは厳しい生存競争がはじまる。
卸9月期決算、薬価差めぐり攻防激化!妥結の山は2月か?

卸9月期決算、薬価差めぐり攻防激化!妥結の山は2月か?

2010/11/29
今年4月の薬価改定で導入された新薬創出加算制度は、冒頭から価格攻防の嵐に巻き込まれた。6月の中医協総会での診療側のクレームに端を発し、値下げ=薬価差獲得に固執する医療機関と薬価差縮小を掲げる卸の対立が、妥結を遅らせている。
新業態模索、医薬品小売戦線異状ありドラッグ提携千鳥足、調剤M&Aと脱門前

新業態模索、医薬品小売戦線異状ありドラッグ提携千鳥足、調剤M&Aと脱門前

2010/10/28
昨年6月の規制緩和による医薬品小売市場への大手小売参入で、ドラッグストアや調剤薬局は提携やM&Aに翻弄される。成長が止まり、競争が激化するドラッグストア業界は第1類の売上が低下、他業種連携と地域浸透の模索が続くが、マツモトキヨシ・ローソン提携は新会社設立が宙に浮く。
医薬品流通SCM動向…主導権はメーカーから卸へ、難関は川下

医薬品流通SCM動向…主導権はメーカーから卸へ、難関は川下

2010/09/29
医薬品流通のSCM(サプライチェーンマネジメント)進展状況を俯瞰しよう。メーカーで続いたアウトソーシングは、08-09年に武田が移行して以降、目立った動きはない。しかし、メーカー自前物流の減少に企業間SCMへの関心は弱まり、自社SCM化が散見される程度だ。
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