【MixOnline】記事一覧2
卸各社は未妥結決着と新納入価提示準備 消費税改定含み価格交渉で透明化定着を

卸各社は未妥結決着と新納入価提示準備 消費税改定含み価格交渉で透明化定着を

2014/02/28
3月には新薬価が公示される一方、かなりの大手病院・チェーン調剤は13年度価格交渉を年度末までもつれ込ませた。卸側は一貫した姿勢で提示価格を通したが、13年9月の乖離率は0.2%改善にとどまった。卸の利益回復テンポが遅いことも含め、提示価格は限界価格とする卸の主張を裏づける。
13年度価格交渉難航も単品単価取引前進 14年度薬価制度改定の大筋決定

13年度価格交渉難航も単品単価取引前進 14年度薬価制度改定の大筋決定

2014/01/31
12年改定薬価の交渉がまだ続く中、14年薬価改定の大筋が決まった。乖離率は13年9月調査で8.2%と判明、前回、前々回の8.4%が若干改善された。薬価切下げによる湧出財源は5.7%、5000億円ほどの模様。それを国庫に償還すべしとする財務省と、消費税対応も含め診療報酬プラス改定に向けるとの厚労省の最終折衝が12月20日に行われ、最後は大臣折衝で0.1%増額が決まった。
2013-14年「医薬品流通7大潮流」を読み解く

2013-14年「医薬品流通7大潮流」を読み解く

2013/12/27
医薬品流通は大変革時代を迎える予兆が各所に立ちのぼる。12年度改定薬価への卸価格交渉が難航、13年9月の薬価調査時で26.5%が未妥結だった。背景には医療財政逼迫、調剤薬局チェーン伸長、卸自立経営の自覚、医薬品カテゴリーの多様化、消費税改定などの諸問題がある。
特殊薬対応で大手卸取組み強化、メーカーはチャネル絞り込みも…ポイントは病院・医療関係者との流通管理 連携

特殊薬対応で大手卸取組み強化、メーカーはチャネル絞り込みも…ポイントは病院・医療関係者との流通管理 連携

2013/11/30
新薬創出等加算制度の定着が進むなか、新薬の中核的存在になりつつある難病薬、希少疾病用薬などへの格段の流通品質が要求される。卸各社は特に配慮が必要な医薬品を特殊薬(Specialty Pharmacy)とし、専門卸会社を設立したり、多角的体制整備を進める。
薬価調査の9月、妥結率80%弱か 卸提示価格は揺るがず 価格形成にエポック

薬価調査の9月、妥結率80%弱か 卸提示価格は揺るがず 価格形成にエポック

2013/10/31
薬価調査月の9月が過ぎた。3月末の妥結率が80%の超低空飛行で、中でも難航していた調剤チェーンは50%弱と、膠着状態で年度末を越えた。しかし9月に向け、交渉は一定の進展を見せた。
東邦HDが挑戦的 中期計画 投融資270億円超、今しかない構造改革!

東邦HDが挑戦的 中期計画 投融資270億円超、今しかない構造改革!

2013/09/30
東邦HDはここ2期、好調な決算だ。連結の営業利益率は1.3%・1.4%、医卸事業では0.9%・1.1%と上位3社に差をつける。その東邦HDは5月27日、株式処分売出しで102億円の資金を調達するとし、併せ270億円におよぶ投融資計画(完了時期13年7月~16年3月。一部既支払を含む)を発表した。
調剤準大手・薬樹のドミナント戦略社会性軸に非上場貫く

調剤準大手・薬樹のドミナント戦略社会性軸に非上場貫く

2013/09/01
準大手調剤チェーンの薬樹は、神奈川県を軸に関東一円でドミナント戦略を展開するが、経営の軸にProfitに対峙するSocialを掲げ、地域貢献から地球環境まで視点を広げる。売上高は287億円(13年6月期)で149店舗を展開、業界順位は12位と見られる。非上場を貫き、三菱商事が資本参加する。近年はSocial軸に沿い、新規事業や企画を次々と立ち上げる。2代目社長の小森雄太氏に取材した。
アルフレッサHD 13-15中期計画発表 ヘルスケアコンソーシアム実現へ

アルフレッサHD 13-15中期計画発表 ヘルスケアコンソーシアム実現へ

2013/07/31
アルフレッサHDは5月の決算説明会で、13-15中期計画を発表した。おりしも卸決算は長いトンネルの出口が見え、粗利増による営業利益増となった中での策定である。同社はこの3月決算で、セルフメディケーション卸事業を新たなセグメントとして独立させたが、中期ではこれも柱の一つとして、ヘルスケアコンソーシアム実現への一歩を踏み出す。
大手卸決算、トンネル出口見えるも正念場へ 未妥結20%残し6期ぶり粗利率増、価格形成力復活か

大手卸決算、トンネル出口見えるも正念場へ 未妥結20%残し6期ぶり粗利率増、価格形成力復活か

2013/06/30
13年3月期の卸決算は長いトンネルの出口が見え始めた。大手卸5社の医薬品卸事業は07年3月期決算以来、7年ぶりに粗利率増に転じた。医卸事業の5社平均営業利益率は0.7%に回復、07-08年に1.3%を出して以来の高水準とはいえ、まだ半分強である。
年度越え価格交渉 20%未妥結 透明化は正念場、価格形成新局面に

年度越え価格交渉 20%未妥結 透明化は正念場、価格形成新局面に

2013/05/31
価格交渉は3月に入り一部で進展を見せたが、妥結率は80%にとどまった。過去にない低い妥結水準である。08年からの流通透明化、10年からの新薬創出加算、生活習慣病薬などの特許切れ、後発薬伸長などの滞留した懸案が一気に噴出する寸前の状況だ。しかし変化がはじまった。
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