調剤準大手・薬樹のドミナント戦略社会性軸に非上場貫く
公開日時 2013/09/01 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児●医療モール好調と広域処方拡大で、高水準の店舗売上維持●メディセオとコラボ、プレサスで店舗運営・計画発注に威力準大手調剤チェーンの薬樹は、神奈川県を軸に関東一円でドミナント戦略を展開するが、経営の軸にProfitに対峙するSocialを掲げ、地域貢献から地球環境まで視点を広げる。売上高は287億円(13年6月期)で149店舗を展開、業界順位は12位と見られる。非上場を貫き、三菱商事が資本参加する。近年はSocial軸に沿い、新規事業や企画を次々と立ち上げる。2代目社長の小森雄太氏に取材した。全国か地域か、岐路は2000年ドミナント戦略で神奈川から関東に薬樹(株)は本社を神奈川県大和市に、東京オフィスを港区に置く準大手調剤薬局だ(表1)。売上は287...