13年度価格交渉難航も単品単価取引前進 14年度薬価制度改定の大筋決定
公開日時 2014/01/31 00:00
●卸頑張り総価取引後退・乖離率若干圧縮・大手調剤にペナルティ議論…次乖離率6%台も●後発薬使用促進一段と強化、診療報酬財源+0.1%、薬価改定湧出財源は消費税対応にサプライチェーンロジスティクス研究会保高英児12年改定薬価の交渉がまだ続く中、14年薬価改定の大筋が決まった。乖離率は13年9月調査で8.2%と判明、前回、前々回の8.4%が若干改善された。薬価切下げによる湧出財源は5.7%、5000億円ほどの模様。それを国庫に償還すべしとする財務省と、消費税対応も含め診療報酬プラス改定に向けるとの厚労省の最終折衝が12月20日に行われ、最後は大臣折衝で0.1%増額が決まった。消費税改定分1.36%の手当ては可能となったが、実質1.26%のマイナス改定との見方もでき、診療側には不満も残った。2月に...