協和発酵キリン レグパラに12.5mg錠追加する申請
公開日時 2014/03/27 03:50
協和発酵キリンは3月25日、二次性副甲状腺機能亢進症などの治療に用いるレグパラ錠12.5mg(一般名:シナカルセト塩酸塩)の承認申請を行ったと発表した。同剤に対する反応性、忍容性は患者ごとに異なるため、きめ細かな用量調整を可能とする低用量規格を用意することにしたという。
同剤は25mg、75mgの規格がある。副甲状腺のカルシウム受容体に作用することにより、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制する薬剤。08 年1月に維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤として発売、14年2月には「副甲状腺がんにおける高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症」の適応を追加した。