ポテンシャル別にメディア戦略を考える
公開日時 2010/12/28 00:00
熊西弘(エムスリー株式会社)1つのアリの巣を観察してみると、よく働くアリが2割、普通に働くアリが6割、怠け者のアリが2割いる事が分かるそうだ。そこで、スーパーアリの巣を作ってみようと、よく働くアリばかりを複数の巣から集めてみる。なぜかその中から普通、怠け者が出てきて20:60:20に分かれるそうだ。反対に怠け者ばかり集めて巣を作ってみると、やはり、20:60:20の構成比になるそうだ。これは自然界における現象だが、「2:8の法則」もしくは「パレートの法則」と呼ばれ、イギリスのパレートさんが発見した法則。他にも、「100人の営業マンがいたとすると、トップ20人の営業マンが全体の売上げの80%を占める」、「あるブティックの売上の80%は、よく購入してくれるお得意さん上位20%によるもの」など、様...