大塚製薬工場は、経腸栄養剤(経口・経管両用) のイノラス配合経腸用液の新規格を発売する。新規格は、200kcal/125mL規格(コーヒーフレーバー、紅茶フレーバー)で、発売日は７月６日。

同製品は、ヨーグルトフレーバー、りんごフレーバー、コーヒーフレーバー、いちごフレーバーの4種類の300kcal/187.5mLが販売されている。新規格は既存の製品よりも少容量で、同社は患者の好みや状態に応じて使用できる選択肢を増やしたと説明。「経腸栄養剤による栄養管理は長期にわたることが多く、少量で栄養効果が高く、経口摂取も考慮し、風味の良い、利便性に優れた製剤が望まれており、本製品は患者さんのQOL向上に貢献できるものと期待している」としている。