メドピア 2020年医師が選ぶ漢字 第1位は「禍」 新型コロナを連想する漢字が上位に
公開日時 2020/12/25 04:50
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアはこのほど、「医学界・医師界における今年の漢字一文字(略称:2020年 医師が選ぶ今年の漢字)」に「禍」が選ばれたと発表した。新型コロナウイルスから連想する漢字として、2位に大差をつけて「禍」が最多得票となった。2位は「密」3位は「疫」、4位は「感」、5位は「冠」となった。
2020年医師が選ぶ今年の漢字には、医師3385人がインターネットで投票し、713票を獲得した「禍」が1位に選ばれた。まさに新型コロナウイルス感染症を表す漢字。「診療体制、労働環境、感染リスク、医療収入、風評被害など、診療上の様々な影響が今も継続している」(60代・産業医)、「医療よりも経済が重視され、理不尽な差別等で現場が疲弊している」(30代、一般内科医)など。
◎第2位「密」 第3位「疫」
第2位の「密」(305票)も新型コロナを表す漢字と言える。「医療機関も密になり、院内感染が危惧された」(50代 心療内科医)、「密な環境の管理に難渋した」(20代 皮膚科医)。第3位は「疫」(237票)で、「コロナ感染という疫病に振り回された1年です」(60代 泌尿器科医)などのコメントが寄せられた。