メドピア 2019年医師が選ぶ今年の漢字 第1位は「令」
公開日時 2019/12/13 04:50
医師専用コミュニティサイトを運営するメドピアは12月12日、医師が選ぶ「医学会・医師界における今年の漢字一文字」を発表し、第1位は「令」に決定したと発表した。令和時代を迎えたことで、新たな変革への期待が膨らんだことが背景にある。第2位には「災」、第3位には「水」が選ばれた。
メドピアの調査は、会員医師を対象に行ったもので、第1位の「令」には3004人中366票を獲得した。令和という時代を迎え、医療分野にも新たな変革への期待が膨らんだことが背景にあると同社は分析している。第2位には「災」が、第3位には「水」が選ばれた。2019年は台風や豪雨による災害が多数発生し、医師にとっては非常時体制など、災害と医療との関わりがより密接に感じられたとの意見が多数を占めた。
第4位以降には、「和」、「新」、「改」、「変」といった改元に関連する漢字がランクインした。「新薬」や「地域医療改革」、「診療報酬改定」など、医療界の大きな変化に言及するコメントが多く寄せられた。
【資料 2019年医師が選ぶ今年の漢字】
1位 「令」 366票 新たな時代「令和」を迎えたことによる医療の変革の期待から
2位 「災」 286票 台風など、大きな自然災害が各地で多発したから。
3位 「水」 85票 台風や大雨による水害が相次いだ年だから
4位 「和」 84票 ラグビーワールドカップ開催で話題となったOne Teamや、災害時の医療連携などの医療機器現場からの医療現場での実感から
5位 「新」 78票 2.6% 新薬や医療機器の開発、新専門医制度にも新たな動きから