FDA 10-11年季節性インフルエンザワクチンを承認
公開日時 2010/09/07 04:00
米食品医薬品局(FDA)は2010-2011年季節性インフルエンザワクチンを承認した。2010-2011年季節性インフルエンザワクチンは、2009-2010年ワクチンのA香港型(A/Perth/16/2009(H3N2))ウイルス株およびB型(B/Brisbane/60/2008)ウイルス株に昨年パンデミックを起こした、新型インフルエンザ(A/California/7/09(H1N1))株を加え、3価ワクチンとし、1回の接種とした。
米国疾病予防管理センター(CDC)は、6歳以上の全国民に同ワクチンの接種を推奨している。CDCに勧告を行う、予防接種諮問委員会(ACIP)は、今年2月24日の会合で同3価ワクチン接種の推奨を決めている。
2010-2011年インフルエンザワクチンは、CSL LimitedのAfluria、ノバルティス・ワクチン・アンド・ダイアグノスティクスのAgriflu、グラクソスミスクライン・バイオロジカルズのFluarix、ID バイオメディカル・コーポレーションのFluLaval、メドイミューン・ワクチンのFluMist、ノバルティス・ワクチン・アンド・ダイアグノスティクスのFluvirin、サノフィ・パスツールのFluzoneおよびFluzone高用量の8品目となる。