肝細胞癌治療の最新知見を講演同じ内容の講演があった場合、他の先生におすすめしたいですか――。製薬企業主催の講演会の受講者に質問し、その回答から算出した「おすすめ度」（別記）で若手講師をランキングする本シリーズ。第32回は、2018年１月～18年12月に国内で開催された講演会でおすすめ度トップ３となった消化器科、消化器内科（関連科含む）に所属する西日本の若手講師（表）を紹介する。第１位は近畿大学医学部消化器内科学講師の上嶋一臣氏。回答した受講者58人中27人が「おすすめしたい」とし、おすすめ度は46.6％。肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法（TACE）から分子標的薬への切り替え、分子標的薬の効果を最大限に引き出すためのノウハウなどをテーマとした講演が高く評価された。第２位は同じく近畿大学消化器...