ポリファーマシーを防げ!
公開日時 2015/08/31 00:00
薬剤の価値向上は薬剤師とMRの協働で1人の患者が5剤、6剤、時には10剤以上の処方・調剤を受けているケースが社会問題化している。6剤以上を服用すると抑うつ等の有害作用が発現するリスクが高まるとの指摘もある。飲み残し(残薬)にもつながる。医療上、必要以上の薬剤が投与されている、このような状態は「ポリファーマシー」と呼ばれ、医療者のみならず、医療従事者の関心が高まっている。不適正な使用は、薬剤の価値を損ない、製薬企業・MRも無関心でいられない。編集部は、薬剤の本来の価値を活かし、適正使用につなげることは急務と考え、取り組みの方向性を探った。(沼田佳之、酒田浩、望月英梨、佐藤美里)PromotionContents>>◆総論1か月で10種類服用外用薬100枚処方ポリファーマシーにどう向...