日本化薬 ハーセプチンのバイオ後続品の承認取得 胃がん適応で
公開日時 2018/03/26 03:51
日本化薬は3月23日、抗がん剤のハーセプチンのバイオ後続品であるトラスツズマブBS点滴静注用60mg「NK」、同150mg「NK」の承認を取得したと発表した。効能・効果は「HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃がん」。ハーセプチンのバイオ後続品としては日本で最初となる。
2010年11月に韓国のセルトリオン社と日本での共同開発・販売契約を締結後、開発を行ってきた。日本化薬としては、14年に上市したインフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」(先行品:レミケード)に続くモノクローナル抗体のバイオ後続品となる。