ニプロ 遠隔診療支援システムを販売開始 在宅医療領域の拡大見込み
公開日時 2018/01/23 03:50
ニプロは1月22日、遠隔診療支援システム「ニプロハートライン」の販売を同日から開始したと発表した。同社が開発したもので、患者が測定したバイタル情報がリアルタイムにデータが医療機関に送信され、異常値が出た場合は、あらかじめ指定された医療機関にアラートが通達される。患者とテレビ電話で診療もでき、クラウドを通じ医療画像などのデータを医療従事者間で共有することもできるという。遠隔診療は2018年度診療報酬改定で新たに評価され、普及に弾みがつくことが見込まれるほか、今後拡大する方向にある在宅医療領域も取り込むことで、医薬品、医療機器の含む国内事業の強化につなげるのが狙い。