EMA 脊髄性筋委縮症治療薬ヌシネルセンなど5剤に承認勧告
公開日時 2017/04/26 03:50
欧州医薬品庁(EMA)は、4月18~21日、ヒト医薬品委員会(CHMP)を開催し、BiogenIdecLtd社の脊髄性筋委縮症治療薬Spinraza(ヌシネルセン)など新医薬品5品目について承認勧告を行った。今回承認勧告の対象となったのは、以下の5品目である。製品名(一般名)、申請企業、適応症、摘要の順。なお、今回の承認勧告では、希少疾病薬が多くを占めた。▽Spinraza2.4mg/ml注射用液(ヌシネルセン)。BiogenIdecLtd社。5q染色体変異による脊髄性筋委縮症(SMA)。SMAは、脊髄の運動ニューロンが障害され、筋力低下や筋委縮などを来す。同剤は、運動ニューロン維持に必要なSMN(SurvivalofMotorNeuron)遺伝子に全長のSMNタンパクを十分なレベルに産生さ...