フィリップス日本法人 堤副社長が社長に昇格
公開日時 2017/03/02 03:50
フィリップスエレクトロニクスジャパンは3月1日、執行役員副社長で ヘルスシステムズプレジデントの堤浩幸氏が同日付で代表取締役社長に就任したと発表した。併せて、呼吸や睡眠に関する医療機器を扱うフィリップス・レスピロニクスの職務執行者社長にも同日付で就任した。
同社は「この人事により、フィリップスはソリューションカンパニーへの移行を加速させ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという『一連のヘルスケアプロセス』を通じてコネクテッドソリューションの医療分野への応用を推進することが期待されている」と説明している。
堤氏は1962年9月生まれ54歳。85年3月に慶應義塾大学理工学部を卒業し、日本電気、シスコシステムズに入社。09年にはシスコシステムズインクのバイスプレジデント、シスコシステムズ合同会社上席副社長に就任。15月4月にはサムスン電子ジャパン代表取締役最高執行責任者(COO)、同年12月には代表取締役最高経営責任者(CEO)に就いた。2016年11月にフィリップスに副社長として入社していた。
前任のダニー・リスバーグ氏は、フィリップスの取締役会長に就く。