ノボ 福島県郡山工場に40億円追加投資 経口GLP-1受容体作動薬など国内需要踏まえ生産能力拡充
公開日時 2025/04/25 04:50
ノボ ノルディスクファーマは4月23日、郡山工場(福島県)に40億円の追加投資を行うと発表した。郡山工場は経口GLP-1受容体作動薬など日本市場に流通する全ての製品の生産拠点となっており、同社は投資を通じて日本市場で高まる需要を踏まえて生産能力を強化する考え。2022年からの3年間で経口GLP-1受容体作動薬の生産能力に20億円を投じており、総額は60億円となる。
太陽光発電の設備導入するほか、天然ガス利用をゼロにするために自然冷媒を使用した温度調整装置を設置するなど、サステナビリティの取組みも強化する。
キャスパー ブッカ マイルヴァン代表取締役社長は、「日本はノボ ノルディスクにとって非常に重要な市場。日本社会において増え続けるニーズに対応する十分な能力を確保するための継続的な投資戦略の一環として、郡山工場への追加投資をお知らせできることを大変嬉しく思う」とコメントしている。