GLP-1受容体作動薬 リベルサスは20万人超え
23年9月 新薬マンジャロは継続例中心に3万人堅持
公開日時 2023/11/01 00:00
ファーストインクラスのGIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)/GLP-1受容体作動薬で大型化が見込まれるマンジャロ(一般名:チルゼパチド)の発売、複数のGLP-1受容体作動薬の限定出荷、そして9月には日本糖尿病学会などが病名の新呼称を提案するなど、糖尿病とその治療をめぐる動きが相次いでいる。そこで今回は、マンジャロを含むGLP-1受容体作動薬市場について、調剤レセプトや社保レセプトなどのリアルワールドデータ(RWD)で実際の処方動向を把握し、拡大推計して市場全体の処方実態も分析するインテージリアルワールドの統合医療データベース「CrossFact」をもとに検証する。直近23年9月の糖尿病治療薬の患者数をクラス別に見ると、DPP-4阻害薬が212万人(拡大推計、以下同)、SG...