循環器、腫瘍内科など勤務医「リアル面談減る」と予測
医師850人の“働き方改革”に対するインサイト
公開日時 2024/02/01 00:00
Webやオンラインの活用、面談場所・面談時間などに工夫も編集長沼田佳之ミクス編集部は医師850人(開業医400人、勤務医450人)を対象に、製薬企業のMR活動や医薬品の情報提供に関する取り組みについて調査した。2024年最大のトピックスは「医師の働き方改革」への対応だ。今回の調査で、MRとの面談機会がどう変化するか聞いたところ、「リアルでの面談が減る」と予想した医師は全体で3割を超えた。特に、循環器科、腫瘍内科、泌尿器科の勤務医の回答は4割に及んだ。一方で、「Webやオンラインを通じてコンタクトする機会が増える」と予想した勤務医は2割弱となり、依然としてリアルとデジタルを組み合わせたハイブリッド型のアプローチが求められた。製薬各社の主力品がスペシャリティ領域にシフトする中で、医師も医薬品情報...