患者サポートから得た治療への困りごと
Patient Centricityを実現する上での課題や今後の展望
公開日時 2023/04/01 00:00
IQVIAジャパングループCSMS事業本部Manager堀本大樹医療の進歩により今まで治療選択肢がなかった病気に対しての治療が進み、予後が大きく改善する病気も増加してきている。医療は今後も確実に進化を続け、薬物治療も個別化していく事が予想されるが、実際の患者さんは進化を続ける医療に対してどのような想いを持ち治療に臨んでいるのだろうか。本稿では患者支援プログラム(PatientSupportProgram:以下PSP)として、年間500回以上の患者さんサポートを実施する中で得た病気を抱える患者さんの治療に対する想いや困りごとを“ありのまま”記載し、PatientCentricityを実現する上での課題や今後の展望について考察する。情報量が増加する一方の現代では正しい情報...