厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会は12月８日、モデルナの新型コロナワクチン・スパイクバックス筋注の追加免疫の対象年齢について、現在の「18歳以上の者」から「12歳以上の者」に引き下げることを確認した。今後、準備が整い次第、添付文書改訂を行う。

対象年齢引下げの対象となるワクチンは、スパイクバックス筋注（１価：起源株）、同筋注（２価：起源株／オミクロン株BA.1）、同筋注（２価：起源株／オミクロン株BA.4-5）――の３つ。12歳以上の者の追加免疫の接種間隔は、18歳以上と同様、前回の新型コロナワクチンの接種から「少なくとも３カ月経過した後」と設定する。