R&D生産性でグローバル企業に後れを取る 内資系製薬企業
公開日時 2022/12/01 00:00
カテニオンクリスチャン・エルツェアレクサンダー・ワルロス博士エリカ・クーヘン博士グローバル売上高上位30社のバイオ医薬品企業のR&Dの生産性は2018年以降、比較的安定していると言える。私たちカテニオンが生産性を領域別に分析したところ、2021年の調査で最も生産性が高いのは、オンコロジー領域となっている。一方で、企業別にみると、生産性の観点から内資系企業が後れを取っていることがわかる。本稿では、R&Dの生産性に焦点を当てた分析を紹介する。領域別に分析すると、最も生産性が高いのは2013年以降、オンコロジー領域が32%とトップとなっている。感染症治(23%)、中枢神経(11%)が次ぐ。ただ、オンコロジー領域は他の分野を上回る生産性を示しているが、2013年から比べると生産性が最...