トリアゾラム原薬の模造品販売の疑い 警視庁が医薬品製造・販売会社元副社長らを逮捕
公開日時 2022/02/17 17:30
睡眠導入薬・トリアゾラムの原薬の模造品を販売したとして、警視庁は2月17日までに、医薬品医療機器法違反容疑で、医薬品製造・販売会社のライフ・エヌ・ピー(東京都千代田区鍛冶町)の元副社長・舩木肇容疑者(51、港区六本木)ら3人を逮捕した。法人としての同社も同日、書類送検した。認否は不明。
逮捕容疑は2019年7月、トリアゾラムの原薬の模造品38点を製薬会社に計約5300万円で販売したというもの。
トリアゾラムをめぐっては、製薬各社が昨夏に製造販売承認書に記載がない原薬製造所で製造された原薬を使用したことが判明したとして自主回収(クラスⅡ)していた。
なお、同社は「ジェネリック医薬品原料」を中核とした事業を進めている。