バイエルホールディング イグザレルト後発品はAG 子会社が承認取得
公開日時 2022/02/17 04:50
バイエルホールディングは2月16日、100%子会社のバイエル薬品販売が承認を取得した抗凝固薬イグザレルト(一般名:リバーロキサバン)の後発品はAGであること明らかにした。本誌取材に答えた。これでバイエル薬品販売の取扱製品は加齢黄斑変性治療薬アイリーア(同アフリベルセプト)のバイオセイムとイグザレルトAGの2製品になる。
文末の「関連ファイル」に、2月15日付で後発品として初めて承認された12成分の一覧表の更新版を公開しました(会員のみダウンロードできます。無料トライアルはこちら)
イグザレルト後発品は15日付で承認された。同後発品がAGかどうかについて、15日の本誌取材に、「戦略上の観点から答えられない」としていた。バイエル薬品販売のMR数などの営業体制や今後のAG戦略などは非開示。先発品のイグザレルト、アイリーアともに製造販売元はバイエルホールディング100%子会社のバイエル薬品。
◎ビダーザにもAG登場 日本新薬100%子会社が製造販売
また、日本新薬の抗がん剤ビダーザ(同アザシチジン)で4社6品目の後発品が承認されたが、この中のシオエ製薬の後発品がAGであることもわかった。シオエ製薬は日本新薬100%子会社で、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬ザルティア(同タダラフィル)のAGなどを製造販売している。