小児用プラジカンテル・コンソーシアムによる住血吸虫症小児用製剤の挑戦グローバルヘルス技術振興基金（GHITFund）の山部清明ActingCEOは本誌インタビューに応じ、小児用プラジカンテル・コンソーシアムによる住血吸虫症小児用製剤の取り組みを紹介した。このプロジェクトはGHITFundが設立した2013年から資金援助していたもので、日本からアステラス製薬が製剤開発に関与するなど、大きな成果をあげた。山部ActingCEOは、「薬剤が無くて困っているアフリカの地域に日本の技術が使われ、いままで救えなかった命が救えるようになる」とプロジェクトの成果を語った。こうした取り組みは製薬企業にとって、「一番のミッションを具現化するような象徴的な活動だ」と強調した。（インタビュアーミクス編集長・沼田佳之...